本気を出すということは、熱意を表すということと同義ではないでしょう。仲間に気持ちを聞いたときに、「分からない」とか答えがないときに、「そうなんだ」と終わらせてしまうのは、本気で「仲間の気持ちを知ろう」としていることではないでしょう。だからと言って、しつこく聞き続けることも「本気を出して」仲間の気持ちを知ろうとしていることではないでしょう。それは「いまは言いたくない」かもしれないからです。言いたくないときにも言わせようというのは職員の都合で、仲間の立場に立って仲間の気持ちを知ろうとしているのとは違うことになります。
本気を出すとは、「仲間の気持ちを知る」ということに限れば、仲間の心の動きに沿いながら、仲間から何らかの意思表示を出ることを「諦めない」ということになるのかもしれません。(2025.4.7.)
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