2025年がスタートしました。手塚治虫氏原作の『火の鳥』の絵本版が発行されていて読みました。知っているようで知らなかったのですが、「火の鳥」は、不死鳥ですが、死なないのではなく、再生を繰り返していたようです。たくさんの鳥や動物が、命の不思議を聞きに来たようです。そのとき、火の鳥は、生きることの楽しさだけでなく、死についても話していたようです。また、たまたま流れていた番組で、「(手塚氏は)自分のアイデンティティを保つために本を書いていた」ということを言われていました(記憶が曖昧ですが)。巳年・へび年は、新しく生まれる、再生、成長という意味合いがあるようです。火の鳥を読み、永遠の生命というものはなく、生きるものは必ず死を迎えるとしたとき、そのときそのときの自分を確かめるために、なぜ「生きる」のかについて、考え続けることが必要であり、大切なのではないかと思いました。(2025.1.6.)
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