今年も残りわずかとなりました。一喜一憂、喜怒哀楽を繰り返しながら、今年も年末を迎えることになります。作業所は、今日が仕事納めになります。グループホームは年末まで支援が続きます。

おりづるが法人化してこの地に来てから20回目の年末を迎えます。小規模作業所時代の地にあるグループホームも相談支援も10年余りが経ちました。あっというまなのか、やっとというのか、一言では言い表すことはできませんが、いまこの地のあることは確かです。

小規模作業所からの仲間・職員は、そのときから20年の歳月を経過し、当然のことながら歳も20増えました。表面的には大きく変わりませんが、疲れがなかなか取れなかったり、生活も丸くなったり(?)してきましたが、二次障害(本来の障害に由来する次の障害)が顕在化しつつあります。肢体に障害あれば車いすを使うことが増えたり、そうでなくても障害があるが故に臓器や代謝に劣ることがあるがためにほかの病気が出てきています。このまま作業所やグループホームで過ごすことができれば良いのですが、医療的なケアが必要なときは医療スタッフがいないために(確保できないために)、やむを得ず、他の事業所に移らざるを得なくなります。直面しているこのようなケースに何ができるかを事業所内外のいろいろな人がつながりながら考えていきたいと思っています。

それでは良い年をお迎えください。(2025.12.27.)