経済成長とともに陸地も開発という名のもとに、山が削られ、川が埋められ、アスファルトが敷き詰められ、橋が架けられて、いろいろと便利になってきました。

その一方で、土砂災害も増えてきました。もろい山が削られその後の対応が十分ではなかったためか、土砂崩れを起こすこともあります。また、便利さを求めて都市部に人が集まるなかで、限界集落ということばもしばしば出てくるようになりました。そのため、山林や里山の手入れがされなくなり、災害の危険性もたかっているようです。

大雨のときは、川が濁流になります。雨の時は川も汚れるのは当たり前と思っていましたが、それは川上の土砂が流されていることも一つの理由のようです。川上の手入れができていると、どんな大雨でも、濁流にならないこともあるようです。(2024.6.10.)