SDGsのうち⑯は5つのPのうち「Peace」とされ、ユニセフのホームページでは「平和、公正で、恐怖と暴力のない、インクルーシブな(すべての人が受け入れられ参加できる)世界をめざす」となっています。
いまこの瞬間でも、世界のあちらこちらで武力を用いた暴力や恐怖に直面していることがあります。また、武力を用いていなくても、いわゆる「ことばの暴力」による威嚇を与えたり、恐怖を感じている人も少なくはありません。武力であれ、ことばの暴力であれ、いずれにせよをそれを用いる場合は、相手との力の不均衡が生まれています。そのときは、自分と相手の力は違うということを認識し、それを考慮して、懐の大きいところを見せようという余裕もないときでしょう。本当に「Peace」な世界が訪れるのは、物量の豊かさだけではなく、精神的な豊かさにも満たされたときなのでしょう。(2024.7.1.)
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