「はばたき~日々の中で思うこと」の連載に割り込みます!

次の日曜日に「夢をかなえる福祉のひろば」がオンラインで開催されます。

主催は、「社会福祉経営全国会議」という社会福祉法人の全国組織です。

福祉の仕事を探している人はもちろん、「福祉の仕事に就きたいけれど、不安がいっぱい」と言う方にこそ参加していただきたいと考えています。全国の社会福祉法人が参加しますので、お近くの法人さんが参加しているかもしれません。

チラシはここです。

福祉・保育の担い手がどんどん減っています。

給料の低さ、人のいのちに直接かかわる緊張感、業務負担の大きさから、ご本人が希望してもご家族が反対するという話も聞きます。

福祉を仕事に選ぶ人が少ないから、大学や専門学校も福祉に関係する学科やコースに進む人も減っている、減っているから学科が縮小し、福祉を学ぶ人が減っていく・・・という負のスパイラルにもはまりこんでいて、誰しも生きていくうえで必要な、この国の福祉は大丈夫なのか?という気持ちになります。これは正直、制度が手厚ければ、一気に解決できる問題です。

どの仕事でも魅力も大変さもあります。特に福祉は大変さのみが語られているように思います。

「なんだかんだあるけど楽しいよ~」と声を大にして言いたいです。「人の役に立つ」なーんてかっこいいことよりも、仲間や職員と支え合うことで安心して過ごせるからです。「役立ち感」より「安心感」があります。「支援しなくちゃ」といつも構えなくてもよいですし、自分が弱っていると、仲間や職員が察してくれて、やさしく声をかけてくれます。こうして安心して過ごせるのは、互いに尊重する気持ちがあるからこそできることだと思います。

でも、たぶん自分だけが安心して過ごしたいと考えていれば、「自分が、自分だけが」になってしまうところですが、自分も相手も「安心して過ごすために」必要なことって何?と考えるからこそ、お互いに安心感が持てるのかなと思う今日この頃です。

福祉を目指そうかなと思っている方。11月10日にお会いしましょう。