「衣食住」ということばがあります。「生活するうえで必要なもの」という意味で使われます。災害が発生し、避難所の報道がされると、プライバシー保護の大切さ、暮らしの場の大切さを考えさせられます。

「スフィア基準」というものがあるようです。登山家の野口健さんは『震災が起きた後で死なないために』(PHP新書)という著書があるが、災害支援に取り組む中で「日本の避難所は、難民キャンプにも劣る」という現実に出会い、2016年の熊本地震での「テント村」開設に取り組んだ際には、そのスフィア基準を参考にしたようです。

「屋根があるところにいるだけで感謝。文句は言えない」ということが当たり前のままではいけないのでしょう。災害関連死ということばも普通に使われるようになってきましたが、暮らしの場について、日頃からいろいろと考える必要があるようです。(2024.4.15.)