「自覚して行動するように」とか「自覚を促す」という使われ方があります。自分が何をすべきかを考えるということであったり、自分がすべき立場にあるということが分かるということになると思います。これらのことができるようになるためには、その人が属する集団が何をするところなのか、何を大切にしているかがを知らないと、いくら自覚を求められたとしても、「何をすればよいのか分からない」ということになるでしょう。また、自分がすべき立場にあるということを理解していないと、自覚を促されても、極端な話になりますが「何をすべきかはわかるが、しない」ということにもなるでしょう。

一方で、「何をすべきかはわかるが、しようともするが、できない」と云うこともあるでしょう。自覚することと、実際に行動に移せることとは違うこともあると思います。(2025.6.16.)