何かすることが重なったときに「優先順位をつけて」と言う(言われる)ことがありますが、この優先順位をつけることが案外、難しいようです。

何をどのように順位をつけたらよいのか分からないということで迷うことがあるようですが、やみくもに優先順位をつけようとするとそうなるかもしれません。

優先順位をつけるためには、二つのプロセスが必要に思えます。一つ目は、物事をまとめること(タスクとして何があるかを網羅する。全体像をつかむ)、二つ目は、それを分けること(一つひとつのタスクに分ける)というプロセスです。

そのあとは、一つひとつのタスクを自ら設定した基準に従って順位をつけることになります。気をつけることは、何ごとも想定外のことが起きるので、必要に応じて順位を変えるという柔軟性も必要です。

優先順位をつけるまでは不安だったことも、順位を付けることによって不安解消にもつながります。(2025.9.8.)