私たちの作業所でも仲間(利用者)たちが作った商品を売っています。障害のある人たちが作ったものを売るときに、ひと昔前は「思いを込めて、心を込めて、作っています」と言ってバザーなどで売るところが多かったように思います。でもそれは、ものを売るところは誰がもそうなのでは?(つまり、あたりまえなのでは)と言われることが増え、「障害のある人が作ったから買おう」ということも少なくなってきました。障害があろうがなかろうが、良いものを作って買ってもらうということが大事というところが増えてきました。少しずつですが、「障害のある人が作った」ということを言わない作業所も増えてきたように思います。

でも、「障害があっても作ることができる」ということを知ってもらうことも大切なので、やはり、単に「作った」ではなく「良いものを作った」ということが大切になります。(2025.9.22.)