山本氏によると、「ある人から「スペシャリストとプロフェッショナルの違い」というテーマの話を聞き(略)、プロフェッショナルは「何とかする方法」を考えるのに対して、スペシャリストは「できない理由」をズラリ並べるというのです」(P.58-59)という話しを紹介しています。似たことばでもその間には大きな違いがあります。これもその一例でしょう。

最初に読んだときは、スペシャリストに対して良い印象はありませんでしたが、企画を立てたときに何か課題があるかどうかについては、“スペシャリスト”に聞き、企画をどう進めたらよいのか迷ったときは、”プロフェッショナル“に聞くとか、何を相談するかによって、相談相手を変えた方が良いこともあるのなかと思いました。(2025.10.15.)

(参考・引用図書:『聞いてはいけない-スルーしていい職場言葉-』山本直人 新潮新書1009 2023年)