何か情報を得るときに「アンテナをはって」と言われることがあります。アンテナをはれば、必要な情報がどんどん入ってくるかと言うとそうとは限りません。それは、アンテナには指向性があり、必要な向きを向いていなければ必要な情報を得ることができないからです。そして、アンテナにはいろいろな情報が雑音(分かりにくい情報や他の情報に紛れている情報など)を含めて入ってきます。その中から、必要な情報を増幅させる(選ぶ)ということも必要になります。つまり、「アンテナをはって」というときに、相手が何を得れば良いか分かっていないときは、「いま必要な情報は何か」ということも明確に伝える必要があるということになります。(2025.4.14.)
はばたき~日々のなかで思うこと(129):語〈16〉「アンテナをはる」

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