早川和男氏は著書で「地域社会の中の一見、福祉とは無関係とみられる文化や施設などにも、(略)地域住民の健康と生きがい、暮らしと福祉を支えているものが多数ある。私はこれを「居住福祉資源」と名づけ」と書かれています。
また、むすびにかえてでは、「住居に不安がなければ、人は何とか暮らせる。(略)居住保障こそが最大の居住福祉資源であり、安心して生きられる社会をつくる基本的基盤であり、憲法25条の生存権の基礎であり、現代社会の課題である」とも書かれています。
暮らす場所があることは基本的基盤であるが、それだけではなく、それに関連することも(人間として)生きていくためには欠かせないということだと思いました。(2024.4.22.)
(参考・引用図書:『居住福祉資源発見の旅』居住福祉ブックレット1 早川和男(著) 東信堂(発行))
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