今年の元日に能登半島で地震がありました。大きな地震がしばしば起きている地域です。2007年にも地震が起きていますが、そのときには、「輪島市門前町の公共・公益・福祉施設は震災の被災者救済に大きな貢献」をしたようです。また、「小学校を除いて公民館、老人ホーム、保育所をはじめすべての施設の避難場所(居室)の近くに洋風といれが設けられて」いたようです。児童だけでなく、妊娠している教員やけがをしている人にとっても洋風トイレやバリアフリートイレがあると安心です。早川氏は災害時を想定してではなく、結果として災害時にも対応できるという趣旨のことを書かれています。平時の快適さはそうではないときにも有益だということでしょう。「とりあえずこのあたりで我慢」では、いざというときには使いにくさが生まれるということでしょう。どうしても難しいときには、次善の策を用意する必要があるようです。(2024.5.7.)

(参考図書:『居住福祉資源発見の旅』居住福祉ブックレットⅡ 早川和男(著) 東信堂(発行))