「意図を把握する」ときに、その「意図」が直接確認するなどして明確であれば問題はないですが、そうではないときがあります。「言わなくても分かっているはずだ」と意図を明確にしていないときは、ズレが生じる可能性があります。以前の「調整する」と同じようなことが生じます。
「忖度」ということばは、「相手の気持ちを推測する」ということですが、最近は「相手の気持ちを推測したうえで、配慮する」という「配慮」のウエイトが大きくなっているようで、この「忖度」ということばのイメージが悪くなっているような気がします。「何とか上手くしておいてね」というとき、それを言った人には、具体的な解決策がないときもあるでしょう。「解決しておいて」という相手の「意図を把握する」だけでは、どう解決して良いのかはわかりません。他人任せの「調整」や「意図の把握」にならないように、お互いが気をつけないといけませんね。(2025.1.27.)
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