著者は、責任感を自覚して取り組むとどうなるかについて次の3点を挙げています。(1)ただ(何も考えずに)実行するのではなく、何かを学ぼうとする。(2)自分の信念よりも、自分のやるべきことを優先する。(3)作業を小さくしたうえですべてやり遂げる。

責任感のある人と聞くと「最後まで諦めずにやり遂げる」と良い印象がありますが、うまくいかないというときも、そのまま進もうとするマイナス面があるということです。そのためにはクルールダウンする必要がありますが、うまく進まないことが自分の評価を下げると思うと、すぐには後戻りできないことにもなるようです。自分の評価が優先されるとそういう傾向になるかもしれません。(2)の自分の信念よりも自分のやるべきことを優先することができるとき、本当の責任感があるということになるのでしょう。(2026.5.11.)

(参考・引用図書:『言葉遣いこそ最強の武器』L.デビット・マルケ(著) 花塚恵(訳) 東洋経済新報社 2021年)