私たちは、支援をする際に、仲間も職員も「失敗する」ことを大切にしています。失敗しそうになると、ついつい「それをしてはダメよ」と言ってしまいがちです。失敗しないように、うまくいく(成功する)ようにする支援をするとき職員の役割は、「転ばぬ先の〝杖〟」だと思います。でも、それだけではなく「転んだあとの〝杖〟」つまり「転んで立ち上がるときの支えになる〝杖〟」も必要だと思っています。
立ち上がるときに、その近くにあるもの(例えば、机とか椅子とか)に手を置いて立ち上がることがあります。何もないときより、何かある方が立ち上がりやすくなります。失敗して落ち込み、一人では立ち上がれないときに、その支えになる〝杖〟になれる職員でありたいと思っています。
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