障害のある人が不妊手術を強いられたとして訴訟が起きています。「同意があれば問題ないのでは」と思う人もいるでしょうが、「法律で決まっているから拒否できない」と思った人もいれば、「説明がわからないけど同意してしまった」という保護者もいるようです。
また、優生保護法は、本人だけでなく、配偶者、親族にいる場合も対象としていますが、その人たちから生まれる子どもに必ず障害があるということはありません。その反対に、障害のない人同士からでも障害のある子どもは生まれるので、障害のある人が不妊手術をすれば「良質な遺伝形質だけが保たれる」という根拠はどこにもないのです。(2023.11.6.)
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