「評価する」ということばを聞くと、上から目線のことばに感じるときがあります。それは、評価する人が評価の対象となる人の行動を「できている、できていない、を決める」というときです。「評価」にもいろいろあります。目標が達成できたかどうか、目標に至る過程のどのあたりにいるか、それを計るための指標のときがあります。そのような評価は、評価の対象となる人の行動を計るものではなく、評価する人の行動を計るものではないでしょうか。それが、逆転していることが多いように思います。職員が支援して仲間ができるようになったときは「自分の支援が良かった(間違いではなかった)」と思いがちですが、職員が支援して仲間ができないときは「なぜ、できないのか」と自分を振り返るよりは、仲間の所為にしてしまうことが少なくはないのではないでしょうか。(2024.12.16.)