「読む」ことは、書いた人の考え方を正確に理解することで、「書く」ことは、自分の考え方を誤解のないように他者に知らせることです。「そろばん」は、計算することですが、「計算機があるから大丈夫」にはならず、「+」、「-」、「×」、「÷」の意味(どういうときにそのボタンを使うのか)を知らないとそのボタンを押すことができず、計算することができません。また、「文章題」のように文章を読んで計算することも多いので、「読む」力も求められます。

福祉の仕事では、支援の様子をすべて映像に残すことができないので、文字による「記録」がとても大切になります。記録することはとても地道な作業ですが、そのために、「読む」・「書く」という力が欠かせないものになります。(2023.9.4.)