この間、「ふだんの雑談」が大切ということを書きました。仲間たちはことばを使って説明をすることが苦手です。「急に言われても……」、「難しいことを聞かれても……」ということがしばしばあります。そうならないために「ふだんの雑談」が大切になるのですが、そのなかで、どのようなことばを知っているのか、考えるときはどのように考えるのか(ゆっくり考えるとか、選択肢があると考えられるとか、イラストがあると考えやすいとか)、ことば以外の意思を表す方法は何かあるのかとか、その仲間を知ることができることがたくさんあります。当然ですが仲間は一人ひとり違うので、何か一緒に考える場面になったときに、(パターン化した声かけではなく)、その仲間が考えやすいような声かけをすることができるようになるはずです。(2023.3.20.)