ある朝のニュースのスポーツコーナーのインタビューの中で、「(スピードスケートは)個人競技だけど、チームの仲間の支えがあってがんばれた」という内容のことを話している場面がありました。「はばたき宣言」のキーワードは、「個人」、「集団」、「地域」、「社会」です。前回もバランスが大切と書きましたが、自分だけが頑張っても(「個人」重視)良い結果が出ないことがあり、みんなで頑張ろう(「集団」重視)というだけでも良い結果が出ないことはあります。個人の力量や集団の力量が劣っていると思っていても、応援する人たちの声援(「地域」の支え)で、普段以上の力が出せることもあります。

「個人」、「集団」、「地域」、「社会」はそれぞれがつながっています。当然、ここでもバランスが大切だと言えると思います。勝った負けたではなく、「自分が頑張ったから結果が出せた」と思ったときには、「誰かが犠牲になったかも(犠牲的献身があったかも)」(または誰かの目に見えないサポートがあったかも)ということも考えることが必要だと思います。(2323.3.13.)