視覚障害の人にとっては、点字ブロックは、必要なものです。バリアフリーとよく言われますが、車いす使用者にとっては、点字ブロックがバリアになることもあります。

バリアフリーと一口に言っても、点字ブロックを例にしても、障害によっては、バリアフリーになったり、バリアになったりします。

歩道と車道の段差が車いすを使っている人にはバリアですが、視覚障害の人にとっては必要なバリアです。どちらにとってもバリアフリーの状況を作るのは難しいこともあるので、生活上の難しさを感じないほどのバリアにどうしているかが求められることもあります。(2023.4.10.)