生活介護事業所オリーブの作業室「和み」では、千羽鶴の解体作業を行っています。千羽鶴の解体は、おりづる作業所の「ゆとりの工房」でも行っているのですが、発注元が違います。

その「和み」の千羽鶴解体作業の発注元である製紙会社さんより、広島で開催される「OSEALフォーラム」というライオンズクラブのアジア地域のイベントの来場者に千羽鶴解体を経験できるようにしたいので、協力してもらえないかという話をいただきました。体験するためには作業所に来ていただき、仲間と職員から作業の説明後、実際の体験(解体から選別まで)をしていただくという流れのイメージでした。

バザーシーズンではありますが、仲間たちが「講師」体験をするという良い経験になるのでお引き受けしました。

事前打ち合わせで、何名まで受け入れ可能かイメージをして、当初20名×4グループ(1時間交代で)計80名までは受け入れられるとのことで、20名の方と仲間と職員が作業室に入れるのか、とか、日本語は通じないだろうから通訳さんをお願いしたい、とか、あれこれ準備を進めました。作業室も大片づけをして・・・

11月9日(土)当日を迎えました。通訳さんも、現地で待機するスタッフの方も作業所に来られ、仲間も職員もスタンバイして、ワクワクドキドキ待っていました。

しかし!

スタッフさんから、「希望者がいないのでなしです」が続き、「アナウンスしているのですが、希望者が来られないので・・・」ということで、全部で8名来られて終わりました。スペース的には私たちにはちょうどよい人数だったのですが・・・。

来られた方も、ほとんど日本の方で、通訳さんも活躍の場がなく申し訳ないぐらいでした。

でも、来られた方から作業所のことをたくさん聞かれ、むしろ良い人数が少ないので、お一人お一人としっかり話ができたことが良かったと思います。

参加者は多くても、はるばる広島に来たら、観光などのコースが良かったのでしょうね・・・。