昨日4月1日、雨のなかですが、作業所としては何年かぶりに新しい仲間を受け入れました。

おりづるは学校を卒業してすぐ入所される方については、「入所式」を開催します。
「学校を卒業して、おとなになった」「これからここで働くんだよ」ということを理解できるように、仲間たち手作りの入所式を行います。

3月の最初ぐらいから、「入所式あるのかなあ?」と担当をやりたくて、つぶやく仲間。
「じゃあ呼びかけてみれば?」と職員が励まし、どうにか他の仲間に呼びかけていますが、「そもそも仲間たちって誰が入るかわかってるのかな」となり、急きょ管理者が仲間たちに「4月から○○さんがおりづるの仲間になります!」とお知らせしました。
そうやって担当者が決まり、昼休憩を使って準備を進めました。式の内容、飾りつけの準備、司会決め、司会原稿づくり、など。

そして、入所式当日。新しくおりづるに来る仲間以上に緊張しながら当日を進めました。
式そのものは、手作り感がありますが、歓迎する気持ちがあふれていました。
主役の仲間は、パリッとしたスーツで内心緊張しながら、堂々と挨拶をしていました。
作業室紹介で、言葉に詰まった仲間に、同じ作業室の仲間がすかさずフォローしていました。

というわけで、おりづる作業所・オリーブは合わせて54人の仲間となりました。

新型コロナ感染拡大で、バザー中止、行事中止の中、換気をしながらの入所式となりましたが、楽しいひとときでした。