私たちの事業所では、利用者の方を「仲間」と呼ぶということを書きました。「利用者は仲間、職員は職員」なら、それは本当に〝仲間〟と言えるの?区別していないの?という意見もあります。

「利用者のことも働く仲間として」呼ぶようになったという経過から、「障害があっても同じ仲間」と強く訴えたいがあまり、「利用者も仲間」が「利用者のことを仲間」ということになったのかもしれません。また、普段も「仲間と職員」ということが多いので、そのような理解になってしまっているのかもしれません。

共同作業所や仲間という呼び方の経過を知らない職員にとっては、「利用者は仲間、職員は職員」と思ってしまうかもしれません。本来は、「利用者も職員も、同じ働く仲間」なので、そうならないように気をつけようと思います。経過というか、歴史を伝える(知っておく)ことは大切ですね。