「困っているときは~すれば良いよ」ではなく、「~だから困っているんだね」という「寄り添い」が大事であること。例えば、「何をして良いか分からないときは、聞いたら良いよ」ではなく、「聞けないから困っているんだね」ということです、が前回書いたことです。

職員は「聞けば良いよ」という「答え」を出す存在でも、その「答え」ができるようにさせる存在でもありません。「聞けば良い」は分かっていても「聞けないんだよ」ということもあると思います。「寄り添う」というは、「何をすれば良いか分かっていても、それができないもどかしさを共に感じること。そして、〝その仲間〟なら何ができるかを考え、そのなかから「何からしていくか」を〝一緒に決める〟存在だと思っています。(2023.5.16.)