仲間たちが、「この人は私の気持ちが分かってくれる」と思えるためには、その人のできる力の見極めが必要になります。
「聞けない理由」も、「誰に聞いて良いか分からない」、「どう聞いて良いか分からない」、「この聞き方で良いかどうか自信がない」、「聞くタイミングが分からない」、「いま聞こうとしていることは、聞いても良いことかどうか分からない」、「聞きやすい人が近くにいない」など、いろいろあるはずです。
また、「聞けた」ことがあっても、支援者(職員)は「この仲間は次からはもう大丈夫」と思わないことです。そんなに簡単に自分に自信が持てる人は多くないと思います。「職員など信頼できる人が近くいればできる」段階から、「近くに信頼できる人がいなくても、自分自身を信頼してできるようになる」段階までには一人ひとり必要とする時間は違うはずです。(2023.5.30)
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