「仲間たちが困っているときは、寄り添って、どうすれば良いか一緒に考える」。この「寄り添う」ということばが存在意義を出すときは、「困っている」ことと「一緒に考える」ことをつなぐ言葉になっているときだと思います、と前回書きました。

「困っているときは~すれば良いよ」ではなく、「~だから困っているんだね」という原因・理由に仲間たちが気づけることが必要だと思います。「~すれば良いよ」は相手の気持ちが分からなくてもできますが、「~だから困っているんだね」は相手の気持ちを理解することが必要になります。仲間に「この人、私の気持ちが分かってくれる」になることが「寄り添い」の一歩だと思います。

例えば、「何をして良いか分からないときは、聞いたら良いよ」ではなく、「聞けないから困っているんだね」ということです。(2023.5.8.)