〝ついつい〟なので悪気はないけれど……

仲間とかかわっているときに、声かけのタイミングが「早かった」と思ったり、「遅かった」と思ったり、「言い方が違った」と思ったりします。でも、目の前の仕事をしているうちに、タイミングや言い回しを変えることはあっても、「なぜ、そうしたのか?」を考えることが後回しになることがあります。「なぜ?」が後回しになると、同じことを繰り返す可能性があるので、「なぜ?」を考えることは大切です。

なので、今年は、その「なぜ?」を、時間を取ってゆっくり考えることにしました。

 

例えば、こんなこと

(例)仲間が言う前に、「~だよね」と決めつけたような言い方をしていないか。

(例)仲間が考えているときに、(職員が焦って)声かけが多くなっていないか。

(例)仲間が「~する」と言ったので、どうかなと考えず「良いよ」と言った。

(例)職員が自分の声かけのタイミングや言い方を考えていなかった。

(例)「確かめた」と思っていたが、あとから振り返ると「確かめたつもり」だった。

(例)「確かめたつもり」と分かれば良いが、そのままずっと「確かめた」と思っていた。

 

こんなことが続くと

(例1)仲間が言う前に、「~だよね」と決めつけたような言い方をしていないか。

(例1のときに)仲間は、こんなことを思っているかも

「そんなこと言いたいことではない」、「何回言っても聞いてくれない」

(例1のときに)職員が、〝ついつい〟言ったのは

何が言いたいか分からないから「~しよう」と言った

(例2)仲間が考えているときに、(職員が焦って)声かけが多くなっていないか。

(例2のときに)仲間は、こんなことを思っているかも

「同じことを何回も言われる」、「難しいことを言われても分からない」

(例3)仲間が「~する」と言ったので、どうかなと考えず「良いよ」と言った。

「仲間が休憩したい」と言うので、理由を聞かずに「良いよ」と言った。

「しんどいから」かもしれないし「楽をしたいから」かもしれない。

それによって、支援が変わるので、理由を聞くことは大切です。